もし、自分の生活にとって、不測の事態に陥った場合どうしますか?
世帯主が亡くなった場合や多額の医療費が必要になった場合、
介護が必要になった場合、生活が困窮した場合など様々あります。
それを支えるセーフティネットが社会保障制度であり、多岐にわたります。
◆社会保障制度とは??
社会保障制度は、国民の「安心」や生活の「安定」を支えるセーフティネットです。
「社会保険」、「社会福祉」、「公的扶助」、「保健医療・公衆衛生」からなり、
子どもから子育て世代、お年寄りまで、全ての人々の生活を生涯にわたって支えるものです。
社会保障制度は多岐にわたり、国のみならず都道府県や市町村など、
様々な主体がそれぞれに役割を担い、連携しながら実施しています。
(出典:厚生労働省)
日本では、「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」が憲法で保障されています。
そのため、何らかの理由で、そのような生活を維持することが困難になった場合、
あるいはすでに維持できなくなってしまった人に対し、
さまざまな支援や援助を提供し、問題を解決しながら、
自立の手助けをしていく制度・施策が社会保障制度なのです。
生活の中で何気なく使っていることが社会保障制度ということも少なくありません。
社会保険は、
「社会保険」、「社会福祉」、「公的扶助」、「保健医療・公衆衛生」の4つの柱からなります。
一つ一つを簡単に説明しています。
これらの社会保障制度は、会社員の場合、給与から社会保険料として差し引かれています。
ただ差し引かれて給与の手取りが減っているのではなく、
最低限の生活を守るための保険料を支払っているのです!
ポイントは最低限の保険に全員加入しているということです。
つまり、ここを理解していないと無駄な民間保険に加入して、
無駄に保険料を支払っている可能性が高いということです。
次回は、正しい我が家の保障の備え方について解説をしていきます。
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